行政書士について
行政書士とは、そして行政書士の成年後見業務について
(1)行政書士の専門性
当行政書士は、許認可申請などの官公署に提出する書類の作成のほか、遺産分割協議書等の権利義務に関する書類、事実証明に関する書類の作成の専門家です。
高齢者や障がい者に関係するものとしては、各種行政サービスを受ける際の手続、高齢者施設や障がい者施設開設並びにNPO法人や社会福祉法人の設立、福祉サービス事業の開設手続、運営に関する書類作成なども行っています。
また、権利義務・事実証明に関する書類の作成としては、契約書のほか、遺言、相続、任意後見契約に関する書類の作成など多くの法的書面の作成を行っています。
(2)行政及び各所のとの連携
案件によっては複数の関連法令の要件をクリアする必要があるなど、当事者と行政機関との間に立つ調整役としての側面や、司法書士や税理士など他士業へつなぎながら多面的に業務にあたる側面があります。
成年後見においても相談内容を聞き取り精査した上で、例えば、申立支援には司法書士、紛争解決には弁護士など、必要な支援に繋げていきます。
(3)地方ニーズと「寄り添い型」の後見業務の実践
財産管理だけでなく意思決定支援や身上保護等の福祉的な観点を持ち、本人を取り巻く地域・医療・福祉・介護等の関係各所と協力・調整しながら「寄り添い型」の成年後見業務を実践します。