新型コロナウイルス感染症への対応について
表題の件について、令和2年2月21日付け一斉メールにより各位に注意喚起をしたところではありますが、改めて次の事項について周知されますようお願いいたします。
各会員におかれては、日頃より後見人等として後見事務等を行い、各支部におかれては、成年後見制度の利用促進を図るための活動(講演会,イベント,無料相談会など)を企画・実施し、あるいは各種団体主催のベントへの参加など積極的な活動を行っていることと思います。
そのような中、連日、国内での新型コロナウイルス感染症に関する報道がなされ、感染経路が不明とみられるケースも見受けられ、日を追うごとに感染者数、感染者の居住する地域が拡大の傾向にあります。
厚労省の発表によると、新型コロナウイルス感染症は高齢の方、基礎疾患がある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方の場合、一般の方よりも注意が必要であるとのことです。
この点、被後見人、イベント等に参加する方の中には、これら注意を要する方が多く見受けられることから、支部長各位、会員各位におかれては、改めて次の点にご注意くださいますようお願いいたします。
また、注意の対象者には当然に会員も含まれることを念頭に置かれるようお願いいたします。会員が被後見人等に感染を及ぼすことは避けなければなりません。
2月24日に開かれた政府の専門家会議の席上、「これから1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際である。」との見解がなされております。 各地域において公表された感染者の有無・人数、イベントの実施規模、開催場所の状況が異なりますが、全ての支部において無料相談会、セミナー等のイベント開催の必要性、感染症予防の措置が可能であるかなど諸事情を十分に検討したうえで実施するようお願いいたします 。
1,講演会、寸劇などのイベント、無料相談会を実施する際に必要な措置をとるように努めてください。(具体的な措置については、厚労省,内閣府のリンクをご参照ください。)
(1)イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00002.html
(2)新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
2,施設、ケアマネ、ヘルパー、ご家族などと密接に連携をはかり、受任している被後見人等の健康状態を把握するように努めてください。
会員各位には,定期面談などで,直接,被後見人等と接触する機会もあると思いますが,先の専門家会議での見解を踏まえ、特に今後1~2週間程度は可能な限り被後見人等と直接面会を控えることを推奨いたします 。
3,会員自らも、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をはかり感染予防に努めてください。
※各支部において、実施予定のイベント、無料相談会の自粛、規模の縮小などを決定した支部の情報、会員が罹患 したことが判明したときはその情報を、コスモス本部まで情報提供されますようお願いいたします。
一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター
理事長 髙尾 明仁